私的な、イサーン紹介

暮らしの豊かさがある地

タイの東北地方のことを、イサーン(isan)と呼びます。

バンコクやチェンマイとは違って、日本の人にはあまり馴染みがない地域です。

この地域を ” 貧しい地域 ” と話すタイ人も多いです。

赤色がイサーン地域

緑がバンコク

青色がチェンマイ

黄色がプーケット。

私はイサーン地方にある 「コンケーン大学」で学んだのですが

友人の家に、連絡なしに遊びに行っても

ご飯を食べさせてくれることが、楽しみでした。

彼らは、もち米とオカズを手につまみながら食べます。

街中や、日本のタイ料理店では見たことがないオカズを食べていたことには驚きました。

また

庭には パパイヤ、バナナ、マンゴーなどの果物の木だけでなく

パクチーやバジル そしてレモングラスなどの

ハーブがたくさん生えていました。

田んぼには稲が実り、魚も泳いでいます。

牛・水牛・豚・ニワトリなども飼育しており、森ではタケノコ・きのこ、がとれます。


全て庭でとれた食材を使った料理

ここのどこが貧しいのだろうか???

日本では、食べ物を買っていた自分には驚きでした。

人と人との間に、自分を感じる

買い物は、スーパーマーケットだけでなく、市場でもするのですが、同じものでも売人によって値段が違うので、よく見て買い物をするのですが、お金と物のやりとりだけでなく、言葉のやり取りが重要です。「負けてください」と言うと、客によって負けてくれたり、負けてくれなかったり、客の言い方で変わります。日本人なら、下手なタイ語で話しかけると、10倍ぐらいのタイ語で返してくれ、きっと負けてくれます。

セブンイレブンではマニュアル通りに会計時に「肉まんもいかがですか」と聞いてくるのですが、ある日、僕が「ください」と言うとびっくりして、「品切れです」と笑いながら答えてくれます。ここでは、商品じゃなくて、売る人と買う人が主人公なんです。

葬式では、付き合いがない人でも、同じ村なら必ず出席します。とても賑やかです。日本人の僕にも、色々と話しかけてくれ、故人に会ったことが無いのに、お線香を上げさせてくれ、なおかつ食事や酒まで出してくれます。棺の前でトランプ博打が始まることもあります。日本の葬式は厳粛な雰囲気で行われることが多いと思いますが、ここでは常に笑があります。また、結婚式の披露宴でも同じようで多くの人がきます。招待状を出すのですが、一族郎党で参加するので、見たこともない人が多く、その多くはこれからも会うことが無いでしょう。。。でも、何と言うか自分が、その中で一人という感じはしないんです。

すぐに踊り出し、歌い出す人々

イサーン の魅力を知ってほしい

皆さんは、タイ旅行というと 首都のバンコクを連想するかもしれませんね。

その時のホテルのメイドさん、タクシーの運転手さん、デパートの守衛さん

などの多くは このイサーン地域からの出稼です。

ホテルやレストランの前で、煙を上げている屋台の多くは

そこで働く彼らのための、イサーン料理の屋台です。

皆さんはなかなか、行く機会はないかも知れませんが。。。

だからこそ、イサーンにある暮らしの豊かさを

このHPでお伝えできたらと思っております。

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